2022-23シーズンが開幕し、早くも得点王とアシスト王の争いが激しい展開を迎えるラリーガ。
今回は2022-23シーズンラリーガ1部の得点王、得点ランキング、アシスト王、アシストランキングについて予想し、考察していきたいと思います。
さらにはラリーガには「ピチーチ賞」というものがあります。
今回の記事ではその「ピチーチ賞」についても触れていき、
- 歴代ピチーチ賞受賞最多の選手は誰?
- ピチーチ賞とは?
について記事にしていきたいと思います。
得点ランキング、アシストランキング、ピチーチ賞そのものや最多の受賞者を知ることを通して、読者の皆様の見識を広げるきっかけにしていただければ幸いです。
目次
ラリーガの得点王予想【2022-2023】
それではまず、2022-23シーズンのラリーガの得点王を予想してみたいと思います。
ラリーガの得点王予想【2022-23】
今シーズン(2022-23)のラリーガの得点王はズバリFCバルセロナに所属するFWロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド)と予想します。
その理由としては、過去に所属したクラブでいずれも得点王に輝いている実績があることを挙げます。
プロキャリアのスタートとなったズニチュ・プルシュクフ(ポーランド)で
- 2006-07に3部リーグ得点王
- 2007-08に2部リーグ得点王
自身初の移籍となったレフ・ポズナン(ポーランド)で
- 2009-10に1部リーグ得点王
にそれぞれ輝いております。
その後レヴァンドフスキは、ドイツ・ブンデスリーガに活躍の場を移します。
移籍先のボルシア・ドルトムント(ドイツ)では、
- 2013-14シーズン
のたった一度のみと、思うような結果が振るいませんでした。
レヴァンドフスキはさらなるレベルアップを求めて、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に移籍します。
- 2015-16シーズン
- 2017-18シーズン
- 2018-19シーズン
- 2019-20シーズン
- 2020-21シーズン
- 2021-22シーズン
合計6回ものブンデスリーガ得点王に輝いております。
このことから2022-23シーズンから所属するFCバルセロナ(スペイン)でも得点王に輝く可能性は十分にあります。
その期待に応えるかの如く6試合終了時点で得点王に躍り出ています。
そのライバルとなるのが、
- レアル・ベティス所属のFWボルハ・イグレシアス(スペイン)
- レアル・マドリード所属のFWヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル)
でしょうか。
ボルハ・イグレシアスは、
- 6試合出場で6得点の2位
- レヴァンドフスキとは2ゴール差
レヴァンドフスキには爆発的にゴール数を量産するポテンシャルと実績があります。
ですので、これ以上差を広げないようにしていきたいところです。
ヴィニシウス・ジュニオールは
- 6試合出場で4得点の4位と出遅れた感あり
- 第5節のマジョルカ戦で相手監督ハビエル・アギーレの術中にはまる
とやや心配する一面を見せております。
ですが得点力の高さは誰もが認めるものであります。
精神面での不安定さもありますが、伸びしろ十分の将来性豊かな選手でもあります。
勝手に今季(2022-23)のラリーガの得点王ランキングを1位から3位までの予想しますね。
ラリーガ得点王ランキング予想
選手名 | 所属チーム | 得点数予想 | |
1位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | FCバルセロナ | 43 |
2位 | ボルハ・イグレシアス | レアル・ベティス | 33 |
3位 | ヴィニシウス・ジュニオール | レアル・マドリード | 25 |
2022-23シーズンのラリーガ得点王争いは、ロベルト・レヴァンドフスキが得点王の座を譲らぬまま独走態勢に入ると思われます。
その理由はの得点能力の高さであり、
- ほぼ毎シーズン40ゴール台から50ゴール台
- 少ないシーズンでも30ゴール台
- 最も少ないシーズンでも10ゴール台から20ゴール台
を記録しており、最も少ないシーズンはプロキャリアスタートしたての頃だったことを考えると年齢を重ねても衰え知らずなのが伺えます。
そういった根拠から、FCバルセロナでも毎シーズン40ゴール台から50ゴール台を記録すると思われます。
>>レヴァンドフスキの歴代所属チームと獲得得点数の詳細はこちら。通算ゴール数も予想してみました。
続いて、2022-23シーズンのラリーガのアシスト王を予想してみたいと思います。
ラリーガのアシスト王予想【2022-2023】
では、ラリーガのアシスト王を予想しますね。
ラリーガのアシスト王予想【2022-23】
今シーズン(2022-23)のラリーガのアシスト王予想はレアル・マドリード所属のMFオーレリアン・チュアメニ(フランス)です。
その理由としては、
- 所属するのがレアル・マドリード
- レアル・マドリードには得点ランキングベスト10に4人も名を連ねる
- その分得点の機会が多い
と、チュアメニがチャンスメイクをするには十分のチーム環境であり、それがアシストにつながっていきます。
また、
- 強靭なフィジカル
- フィジカルを活かした高いボール奪取能力
- ボールを奪った後に精度の高いロングボールを放つ
ことでしっかり得点機会に結びつけます。
さらにプレス下のターンやドリブルにも定評があり、そういったところも得点機会を産み出すきっかけになっております。
そのライバルとなるのが、
- マジョルカのMFイ・ガンイン(韓国)
- FCバルセロナのFWウスマン・デンベレ(フランス)
でしょうか。
イ・ガンインはトップ下とサイドハーフが主なポジションであり、
- 卓越したボールコントロール
- ドリブルにも定評がある
- ゲームメイクに優れている
と十分な得点機会を産み出すポテンシャルを持っております。
ウスマン・デンベレは左ウイングを主なポジションとしており、
- 2021-22シーズンのアシスト王
- 切れ味鋭いドリブル
- 高いプレースキック能力
- スルーパス、クロスにおいて高い精度を持つ
と、十分なポテンシャルを持っております。
特にパスとクロスにおいて味方の選手を活かすのが得意で、2シーズン連続のアシスト王を狙います。
勝手に今季(2022-23)のラリーガのアシスト王ランキングを1位から3位までの予想しますね。
ラリーガアシスト王ランキング予想
選手名 | 所属チーム | アシスト数予想 | |
1位 | オーレリアン・チュアメニ | レアル・マドリード | 15 |
2位 | イ・ガンイン | マジョルカ | 12 |
3位 | ウスマン・デンベレ | FCバルセロナ | 12 |
ラリーガは例年全体的にアシスト数が伸びない傾向にあり、ほとんどが10アシスト台に落ち着きます。
2019-20シーズンに得点王とアシスト王の2冠を達成したリオネル・メッシでも21アシストであり、例年より少し多い程度です。
というのもラリーガの点取り屋は、
- 自分でペナルティエリア内までボールを運び込む
- そのままゴールまで決める
- ラストパスを介することなくゴールに結びつく
というのが顕著で、自然とアシスト数も減少傾向になります。
では今シーズンのアシスト数を見てみましょう。
6試合終了時点で最大で3アシスト、6試合終了時点で最大8ゴールということを考えると圧倒的に少ないです。
同じペースでシーズン終了まで推移したとすると、アシスト数は18~20、ゴール数は48~55と差は歴然です。
ですので、2022-23シーズンも10アシスト台中盤から後半に落ち着くと思われます。
あとアシスト王候補に、
- 筆頭格のオーレリアン・チュアメニ
- 対抗馬の一人目のイ・ガンイン
- 対抗馬の二人目のウスマン・デンベレ
の3人を挙げていますが、6試合終了時点でアシストランキングトップに4人が横並びになっています。
ですので、今後もゴールランキング以上に激しいアシスト王争いが繰り広げられると思われます。
では、ラリーガ歴代の得点王であるピチーチ賞を最も多く獲得している選手はだれなのでしょうか?
ラリーガ歴代のピチーチ賞最多は?
さて、ラリーガ歴代のピチーチ賞最多は誰かというと・・・
FWリオネル・メッシ(アルゼンチン)です。
リオネル・メッシは、
- 13歳からFCバルセロナの下部組織に在籍
- 世界で最も優れたサッカー選手を表彰する「バロンドール」を過去最多の7回受賞
- ラリーガ得点王は8回受賞
- 下部組織含めてFCバルセロナで通算480ゴール
- その他ラリーガ個人タイトルを多数受賞
と、17シーズンにわたってFCバルセロナの中心選手として活躍しました。
彼のライバルとして挙げられるのは、同時期にレアル・マドリードに在籍していたFWクリスティアーノ・ロナウドです。
お互いFCバルセロナとレアル・マドリードというライバルクラブという間柄、そういった事情もあって2人の激しい得点王争いは圧巻でした。
ここで、ピチーチ賞の由来について簡単にお伝えしておきますね。
ピチーチ賞とは、ラリーガ得点王のことです。
1部リーグのプリメーラと2部リーグのセグンタでそれぞれ1シーズンで最もゴールを入れた選手を表彰します。
ピチーチ賞のピチーチとは1910年代から1920年代にかけてアスレティック・ビルバオで活躍したFWで、彼の名前が由来です。
毎年スペインのスポーツ紙「マルカ」が独自で選出するのですが、実際の得点数と若干の差異があるということは留意すべき点です。
2022-23ラリーガ得点王とアシスト王予想まとめ
ここまで、
- 得点王と得点ランキング予想
- アシスト王とアシストランキング予想
- 歴代のピチーチ賞最多は?
- ピチーチ賞とは?
について、まとめていきました。
得点王争い、アシスト王争いどちらにおいてもやはりレアル・マドリードとFCバルセロナのラリーガ二大クラブは絡んでくるのは印象的でした。
特にFCバルセロナのレヴァンドフスキは、ゴール数だけでなく6試合終了時点で2アシストと次点に位置付けており、アシストランキングにも食い込む彼の活躍に注目が集まります。
さらにこれからレヴァンドフスキが、
- 今シーズンいつゴール量産体制に入るのか
- 今後何回ピチーチ賞を手にすることができるのか
についても、今後のラリーガを観る上でのポイントとなっています。
今回の記事を通して、皆様のラリーガの得点王争いとアシスト王争いの予想の参考に加えて、ピチーチ賞について見識を広げられるきっかけになったのならば幸いです。