ヴィニシウスのプレースタイルと凄さは?ロドリゴと比較でレベルが上のはどっち?

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世界でも有数のビッグクラブ、レアル・マドリード。その中で今最も輝いているといっても過言ではない選手がヴィニシウスです。

最近のブレーク中の若手といえば誰もが思い浮かべる選手であろうこのヴィニシウスの凄さはどこなのか、そしてどのようなプレースタイルなのか。

またヴィニシウスとよく比較されるロドリゴってどんな選手なの?どっちのほうが凄いの?ということを今回は両選手の特徴を比較、解説しながら述べていこうと思います。

プレーを見たことがない!という方も、これを読んだ瞬間からヴィニシウス、ロドリゴ検定2級(実際にそんなものはありません)合格間違いなしです!!

ヴィニシウスのプレースタイルと凄さは?

レアル・マドリードでプレーしているヴィニシウス。2022年シーズンも異次元なプレーで私たちを魅了してくれていますが、まずはヴィニシウスの経歴について、簡単に紹介しますね。

ヴィニシウスの経歴

データ
本名ヴィニシウス・ジョゼ・パイション・デ・オリヴェイラ・ジュニオール
国籍ブラジル・スペイン
出身地サンゴンサロ
生年月日2000年7月12日
年齢(2022年9月時)22歳
身長・体重176㎝・62㎏
ポジションFW(LW)
所属チーム(2022年時)レアル・マドリード

ヴィニシウスは2000年にブラジルのサンゴンサロに生まれ5歳からサッカーを始めました。10歳から所属していたフラメンゴというチームでは自分よりも年の上の年代に混じってプレーをし、世代別の代表にも呼ばれていました。

クラブや代表チームでも結果を残していたヴィニシウスは、プレースタイルが似ていることから「新たなネイマールだ」と言われるほど評価を高めていきました。

そして18歳になるタイミングで名門レアル・マドリードに入団することとなった。移籍金は10代にしては破格の約4500万ユーロ(約55億円)と言われており、その数字はレアル・マドリードからの期待の表れであったと言えます。

加入後はコンスタントに試合に出場していたものの、なかなかゴールやアシストという結果が付いてこず、時には放出の噂も立つようになってしまいます。そんな中迎えた21/22シーズン、新監督アンチェロッティのもとで遂に覚醒します。ベンゼマ(フランス代表)とのホットラインを構築し、リーグ戦では17ゴール・10アシストを記録。さらにヨーロッパチャンピオンを決めるUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の決勝では、決勝点となるゴールを決めるなど大活躍。瞬く間にレアル・マドリードに欠かせないプレイヤーとなりました。

ヴィニシウスのプレースタイルと凄さ解説

では、ヴィニシウスのプレースタイルと凄さですが、まず彼の最大の強みと言っていいものが、爆発的なスピードとブラジル人ならではのテクニックです。「スピードに乗ったドリブルで相手をかわしてゴールを決める」というのが得意な選手です。

元々足元の技術には定評がありました。しかし華麗なドリブルでゴール前まで行くものの、その後のシュートを外してしまうことが多く、ヴィニシウスの決定力は目に見える課題でした。そんな彼を変えたのが新監督として21/22シーズンから指揮を執っているアンチェロッティです。アンチェロッティはヴィニシウスに対して「少ないタッチ数でシュートを打つ」ということをアドバイスしました。そのおかげもあってか、一気に決定力が改善されゴールが増えていきました。足が速くドリブルが上手というだけでも厄介なのに、それに決定力もついてきたらもう相手は手に負えません。

そんな今のヴィニシウスを象徴するプレーが、記憶にも新しい21/22シーズン、UCL準決勝マンチェスターシティ戦1st legのヴィニシウスの得点シーンです。

左サイドセンターライン付近で縦のボールを受けたヴィニシウスはボールを触ることなくターン、ボールは相手DFの股を抜け、一気に抜け出すことに成功します。そのまま独走したヴィニシウスはゴール前でのGKとの1対1を制し、ゴールを奪いました。技ありターンで抜け出す→スピードに乗ったドリブルでゴール前へ→シュートを決めるという彼の強みが最大限に発揮されたゴールだったと思います。

レアル・マドリードの中心として活躍を続けるヴィニシウスですが、まだ22歳というのも凄いです。まだまだ成長し続けると思うと非常に楽しみですね。新シーズンも開幕から5試合連続ゴールを記録するなど、ますます目が離せません!


さて、所属するレアル・マドリードでもブラジル代表でもライバルでありチームメイトであるヴィニシウスとロドリゴ。どちらのほうが上手いのでしょうか?

ヴィニシウスとロドリゴはどちらのほうがレベルが上なの?

ヴィニシウスとロドリゴ、どちらもトッププレーヤーなので、比較するのは難しいですが、私として、レベルが上なのは現段階ではヴィニシウスだと考えます。

その理由としては、ゴールに絡む回数がヴィニシウスのほうが多いからです。

ヴィニシウスとロドリゴ徹底比較

その要因はレアル・マドリードのエース、ベンゼマにあります。ベンゼマは世界最高峰の点取り屋で、今のレアル・マドリードは彼なしでは成り立たないといってもいいくらい貴重な選手です。彼はセンターフォワードですが、左サイドに流れてプレーすることが多いです。ヴィニシウスは左サイドのプレイヤーなので、ベンゼマと連携したプレーをする回数が多いです。チーム得点王のベンゼマと連携する機会が多いわけですから、自然とゴールやアシストも増えていくと考えられます。実際21/22シーズンはベンゼマとヴィニシウス間のホットラインで多くの得点を奪いました。


一方ロドリゴは、右サイドでの出場が多いです。ベンゼマが左サイドに流れる傾向にあるので、ロドリゴにはベンゼマのあけた中央のスペースをうまく活かすということが求められます。なかなかその役割がこなせず、21/22シーズンでは控えに回ることも多く、途中交代で流れを変える役割を担うことが多かったです。しかし途中出場した試合ではしっかりと結果を残しています。21/22シーズンUCL準決勝マンチェスターシティ戦2nd legでのアディショナルタイム劇的同点弾は忘れることはないでしょう。

そんなロドリゴのプレースタイルは、ヴィニシウスとやや似ています。ロドリゴの特徴もスピードとドリブルです。スピードはヴィニシウスほどではないですが速く、ブラジル人ならではのドリブルの上手さも兼ね備えています。

ですが、ヴィニシウスとドリブルの性質が少し異なります。ヴィニシウスは足技でこねるようなドリブルを得意としますが、ロドリゴは比較的直線的なドリブルをします。シンプルなフェイントとドリブルを用いてサイドを切り裂くプレイヤーです。プレーの選択が賢く、中盤やサイドバックとうまく連携している印象です。

先ほども述べたように、主に右サイドでプレーします。ヴィニシウスとは同じブラジル出身で年齢も近いのでよく比較されますが、ポジションも違うので比較するのは難しいですね。

ただ上述しましたが、ロドリゴはベンゼマとの関わりが少ないので、ヴィニシウスに比べると得点力では若干劣ります。また、21/22シーズンのヴィニシウスのインパクトと比較するとまだロドリゴはゴール、アシストともにもうひとつという感じがします。

以上のことから現段階ではヴィニシウスのほうがレベル的には上だと考えます。

ここで、ロドリゴについての経歴と実績についても紹介しておきますね。

ロドリゴの経歴と実績

データ
本名ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス
国籍ブラジル
出身地オザスコ
生年月日2001年1月9日
年齢(2022年9月時)21歳
身長・体重174㎝・63㎏
ポジションFW(RW)
所属チーム(2022年時)レアル・マドリード

ロドリゴは2001年にブラジルのオザスコに生まれ、幼少期からサッカーをしていました。10歳でブラジルの名門サントスFCに入団。アイドルであったネイマールと似たプレースタイルで、ヴィニシウスと同様に「ニューネイマール」と言われていました。

そして18歳にしてレアル・マドリードへ移籍。途中出場の機会が多かったが、短い出場時間の中でもしっかりと結果を残しました。しかしなかなか先発出場のチャンスは多くはなく、大ブレークといえるまでの活躍はできていませんでした。

しかしアンチェロッティ監督のもと、少しずつ出場時間を延ばし、UCLではジョーカー的な役割を担い、途中出場から大きく流れを変える重要な選手となりました。

リーグ戦での出場機会やゴール数も徐々に増え、21/22シーズンの終盤から22/23シーズンにかけて好調を維持しており、ヴィニシウスに続いて覚醒したといわれる日が来るのもそう遠くはなさそうです。

まとめ

今回のまとめになりますが、ヴィニシウスはスピードとドリブルを武器とした選手です。この武器に加えて最近はゴールを奪えるようになってきたので、相手からすればますます脅威になりますね。

そしてよく比較されるロドリゴですが、ヴィニシウスと比べるとスピードや得点力はやや劣る印象ですが、非常に賢くとても伸びしろのある選手です。ただ今回は主にレアル・マドリードでのプレーの印象を述べたので、代表チームではまた違う役割で活躍してくれるかもしれませんね。

この二人の活躍が今後のレアル・マドリードを左右するといっていいぐらい重要です。若きブラジル人コンビがサッカー界に旋風を巻き起こしてくれるのを期待しましょう!!

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