【2022年】レアルマドリード(ラリーガ)のフォーメーションと注目メンバー

レアル・マドリーのフォーメーション

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2021/2022シーズンのラリーガチャンピオンとなったレアル・マドリード。ディフェンディングチャンピオンとして臨む2022年ですが、リーグ戦は開幕から6連勝公式戦は9連勝という最高のスタートを切りました。注目されてる方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなレアル・マドリードの今シーズンの注目メンバーは?どんなフォーメーションなの?というところを紹介していきます。

ラリーガのみならず、CL(チャンピオンズリーグ)でも連覇を狙うレアル・マドリード。今夏の移籍市場では、これまで長きにわたってチームを支えたカゼミロ、マルセロ、ベイルの放出などもありました。世代交代の時を迎える今、注目されるメンバーについても詳しく見ていきましょう!⚽

レアルマドリードのフォーメーション|2022-2023シーズン

それでは、2022-2023シーズンのレアル・マドリードのフォーメーションをご紹介しますが、その前にレアル・マドリードのチームについて簡単にお伝えします。

レアル・マドリードのチーム概要

データ
チーム名レアル・マドリード
言語表記Real Madrid Club de Fútbol
創設年1902年
所属リーグラ・リーガ
所属ディビジョンプリメーラ・ディビシオン
(ラ・リーガ1部)
ホームタウンマドリード州マドリード
ホームスタジアムエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ

1902年に創設されたレアル・マドリードは、国内リーグ戦最多の35回の優勝記録を持ち、UEFAチャンピオンズカップおよびUEFAチャンピオンズリーグにおいては歴代最多の14回(2位はACミランの7回)の優勝を誇る、言わずと知れたビッグクラブです。

2015/2016シーズンから2017/2018シーズンにかけては前人未踏(ぜんじんみとう)のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇の偉業を達成し、史上最強とも評されました。
2021/2022シーズンにはカルロ・アンチェロッティ監督のもと2年ぶりのラリーガ制覇4年ぶりとなるCL制覇の二冠を果たし、今最も勢いに乗るクラブの一つです。

愛称は、エル・ブランコ白い巨人銀河系軍団などがあります。


では、2022年のレアル・マドリードのフォーメーションを紹介します。またベストなスタメンについて個人的に考えてみました。

レアル・マドリードのフォーメーション|2022-23シーズン

では、最初に2022-23シーズンの実際のレアル・マドリードのフォーメーションを確認しておきます。

UCLグループステージ1節 VSセルティック戦 (2022年9月7日)

システム 4-4-2

GK クルトワ

DF カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ

MF バルベルデ、チュアメニ、クロース、モドリッチ

FW ベンゼマ、ヴィニシウス

ラリーガ第2節 VSセルタ戦 (2022年8月7日

システム 4-3-3

GK クルトワ

DF カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ

MF チュアメニ、カマヴィンガ、モドリッチ

FW バルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウス


守護神はクルトワ。記憶に新しい21/22シーズンCL決勝リヴァプール戦でのビッグセーブの数々はレアル・マドリードファンには歓喜を、リヴァプールファンには絶望を与えました。

ディフェンスラインは21/22シーズンから変わらぬ4人。今夏チェルシーから獲得したリュディガーもまだ定位置を確保できないということが、レベルの高さを物語っています。

中盤はクロース、モドリッチとともに3人でレアル・マドリードの黄金期を築いたカゼミロが移籍。代役として今夏獲得したチュアメニが中盤の底に入ります。カゼミロの抜けた穴は大きいですが、そこをどう補っていくかが今シーズンの課題となりそうです。クロースモドリッチカマヴィンガの3人で残りの中盤の枠を争う形になりそうです。

前線は21/22シーズンに素晴らしいホットラインを築いたベンゼマヴィニシウス。そして本職は中盤ですが、攻守にわたる運動量が評価され、21/22シーズンの終盤から前線で使われることが増えた、バルベルデです。

これに加えて、途中出場で流れを変える役割として、ロドリゴセバージョスもベンチに控えます。今シーズンこそと復活に燃えるアザールなども控えですから、層の厚さがうかがえますね。

対戦相手にもよると思いますが、この布陣が22/23シーズンのレアル・マドリードの基本的な形になりそうです。

このフォーメーションももちろん魅力的ですが、私としては、これがベストなフォーメーションと考えます。

レアル・マドリードのベストフォーメーション

こちらが個人的にベストと考えるレアル・マドリードのフォーメーションです。

システム 4-3-3

GK クルトワ

DF カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ

MF チュアメニ、バルベルデ、モドリッチ

FW ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス

GKとDFラインはそのまま、中盤と前線を変えてみました。
中盤はクロースに変えて、バルベルデを起用。豊富な運動量で守備の安定、攻撃にも厚みが出るとい考えます。クロースにはない前線の選手を追い越す動きもできるので、中盤にしました。

前線は空いたところにロドリゴを起用します。ベンゼマが流れてできたスペースをうまく活用できるのが強みで、21/22シーズン終盤からは得点力も備わってきており、ここぞという場面での決定力に期待できます。

さて、2022-23シーズンのレアル・マドリードの注目メンバーを確認しておきます。

レアルマドリードの注目メンバー|2022-2023シーズン

では、2022-23シーズンのレアル・マドリードの注目メンバーを3人ほど紹介します。

  • チュアメニ
  • バルベルデ
  • ロドリゴ

それでは、一人ひとり詳しくご紹介しますね。

チュアメニ

データ
名前オーレリアン・ジャニ・チュアメニ
(Aurelién Djani Tchouaméni)
生年月日2000年1月27日
年齢(2022年9月時)22歳
国籍フランス・カメルーン
身長・体重187㎝・81㎏
ポジションMF(DMF)
利き足右足
代表フランス

チュアメニは5歳のときにサッカーを始め、フランスのボルドーでプロ契約を結び、その後ASモナコへ移籍。徐々に頭角を現し、世代別の代表チームでも主力として活躍。2022年の夏の移籍市場で、推定移籍金1億ユーロ(日本円で約140億)でレアル・マドリードへ移籍しました。

レアル・マドリードのアンカーのポジションでは、カゼミロが不動のレギュラーとして活躍していました。22/23シーズンはそのカゼミロのターンオーバー役として経験を積み、カゼミロから色々と学ぶ年になると考えていましたが、カゼミロが電撃移籍。チュアメニがレギュラーとなり戦っていくこととなりました。

そしてチュアメニは「カゼミロの抜けた穴を補えるのか?」と不安視していたサポーターの期待を良い意味で裏切る活躍を見せています。開幕からここまでの活躍で、がっちりとサポーターの心を掴み、すでに代えのきかない選手となっています。187㎝の身長に加え、フィジカルの強さでボールを刈り取る22歳に大注目です!

バルベルデ

データ
名前フェデリコ・サンティアゴ・バルベルデ・ディペッタ
(Federico Santiago Valverde Dipetta)
生年月日1998年7月22日
年齢(2022年9月時)24歳
国籍ウルグアイ・スペイン
身長・体重182㎝・78㎏
ポジションMF(CMF)・FW(RWG)
利き足右足
代表ウルグアイ

バルベルデは2008年から2016年までウルグアイの名門CAペニャロールに在籍し、2016年レアル・マドリードへ移籍。Bチームでの出場、レンタル移籍など経験を積み、徐々に出場機会を増やします。その後、サイドバックなどの不慣れなポジションを任される時もありましたが、どのポジションでも高い評価を得ていました。
攻守にわたる貢献ぶりが評価され、アンチェロッティ監督のもとでは本職の中盤に加え、WG(ウイング)で起用されることも増え、21/22シーズンCL決勝のリヴァプール戦では決勝点をアシストするなどの結果を残しました。
※ウイングとは、フォワードの中でもサイドに開いてプレーするポジションの選手のこと。同じポジションだとサラー(リヴァプール)や伊東純也(ランス)などの選手がいます。

中盤での起用時には豊富な運動量が武器で、それに加えて威力のあるミドルシュートも持っています。攻守にわたって貢献の大きいバルベルデは非常に重宝されます。

22/23シーズンはWGでの出場が増えており、直近では公式戦3試合連続ゴールを決めるなど存在感を発揮しています。アンチェロッティ監督がバルベルデに対して、「今シーズン10点は決めないと、私は監督を降りる」ということを言ったともいわれていますね。それだけ期待されている選手であるということが分かりますね!

ロドリゴ

データ
名前ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス
(Rodrygo Silva de Goes)
生年月日2001年1月9日
年齢(2022年9月時)21歳
国籍ブラジル
身長・体重174㎝・63㎏
ポジションFW(RWG・CF)
利き足右足
代表ブラジル

ロドリゴは2001年に生まれ、10歳の時に自身のアイドルであるネイマールと同じ、サントスFCに入団。プレースタイルが似ていたこともあり、「ニューネイマール」と評されていました。

18歳の時にレアル・マドリードへ移籍。リーグ戦デビューとなった試合では、途中出場からわずか1分後に初ゴールを決めるなど、勝負強さを発揮。

その勝負強さは今もなお健在で、21/22シーズンのCL決勝トーナメントでは、準々決勝チェルシー戦準決勝マンチェスター・シティ戦でもチームのピンチを救う同点弾を決める大活躍。CLは彼の活躍なしでは勝ち上がることはできていなかったと思います。

そんなロドリゴは主に右のWGでの出場が多かったのですが、先ほど登場したバルベルデの台頭(たいとう)により、ベンチスタートの機会もありました。

22/23シーズンも控えからのスタートが多かった中、チームのエースであるベンゼマが負傷。ベンゼマの務めているCFのポジションでの出場機会が巡ってきます。ロドリゴはそのチャンスを活かします。

ベンゼマを欠いて臨んだ、アトレティコ・マドリードとのマドリードダービー(22/23シーズン ラリーガ第6節)で、ロドリゴは先制点となるゴールを決めます。試合は2-1でレアル・マドリードの勝利。このロドリゴの活躍は、ここ数シーズン囁(ささや)かれているベンゼマ依存論解決への糸口となると考えます。

新たなポジションでも輝きを放つロドリゴの今後の活躍に期待大ですね!

他にも注目すべきメンバーはヴィニシウス、カマヴィンが、リュディガーといますが、まずはこの3人を抑えておいてくださいね。

レアル・マドリードのフォーメーションまとめ

最後に2022/2023シーズンのレアルマドリードのフォーメーションや注目選手についてまとめます。

2022/2023シーズンは、フォーメーションは伝統的な4-3-3を維持したまま、ベテランと若手の融合(ゆうごう)を図っていくシーズンになると考えます。抜けたカゼミロの代役としての活躍が期待されるチュアメニ。攻守にわたって存在感を示し、複数のポジションを器用にこなすバルベルデ。WGとして成長しつつ、ベンゼマ不在時の新しいオプションとしての活躍が期待されるロドリゴ。この3人は大注目の選手たちですね!

チームの大黒柱、モドリッチが以前語っていた言葉で「僕たち選手は過ぎ行く存在、レアル・マドリードだけが永遠だ」というものがあります。長くチームを支えてきた選手が段々とチームを離れていく中、その思いを引き継いでまた新たな選手が活躍していく。レアル・マドリードというチームがまた新しく、そして強くなるという歴史が繰り返されるその瞬間を見逃すわけにはいきませんね!!

2022/2023シーズンも好調を維持するレアル・マドリードに今後も期待しましょう!

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